脱原発の動き。
政府が、将来(2030年)の原子力発電への依存度などエネルギー政策に関する世論調査を行っている。
パブリックコメント約8万9000件のうち7000件程度を集計した結果、81%が「即時ゼロ」、8.6%が「段階的ゼロ」。
原発ゼロシナリオを選ぶ声がこれらあわせて計89.6%と約9割を占めたそうだ。
菅くんのブログにも、「政府によるパブリックコメントなどの集計でも、原発ゼロを求める声が圧倒的。」とある。
加えて、民主党内の原発政策を議論する場において彼曰く、
「3・11原発事故が首都圏を含む広い範囲から3000万人の避難という重大な危機に紙一重であったことを、議論のスタートにすべき」と発言有り。
まさに、原発事故を象徴する、原発の存在が招いた危機だった。
3・11原発事故
これは、地震をきっかけに判明した原発そのものの危険性ゆえに起こった事故であることは既にあきらかだ。
また運営推進している電力会社では事故の際の責任は負えない、というほどの巨大な危険性を持っている。
さらに言えば、事故はまだ収束の目処が立たず、付近住民もいつ自宅に戻れるか定かではない。
そんな恐ろしさを、(国会議員たちはいまさら議論なんて)みな忘れてしまったんだろうか?
世論調査や、パブコメの結果を見る限り、今後日本は原発を地上からなくす方針に決定せざるを得まい。
そうなると信じたい。
そして、それは世界に向けても毅然と発信すべきものだ。
(2012.8.19 虹 byNEX5N E 16mm F 2.8 ISO100 1/200 RAW調整)
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