野田が原発再稼動方針を決断
今回の件はあくまで暫定的で、原発依存は減らしていく、というような発言すらなかった。
つまり、菅元首相が大変な思いで決断した「脱原発」という国の方向を、野田があっさりひっくり返した。
事故調査も終わっていないのに、対策は万全、とする政府の根拠はまったく論外。
事故当時、「あー」というだけで頭を抱えた斑目率いる「原子力安全委員会」。
彼らが立てた安全評価の結果をよりどころにしている今回の再稼動決断の、なんと心もとないことか。
大手新聞各社の論調は以下の通り。
原発推進派 新聞社
大飯原発と首相 再稼働の決断を支持する 産経
大飯再稼働へ 国民生活を守る首相の決断 読売
原発再稼動反対派 新聞社
首相会見―脱原発依存はどこへ 朝日
不鮮明 新聞社
毎日、日経
6/9付けでは原発再稼動決断に触れず
ローカルでは
「大飯」再稼働会見 国民を守るつもりなら 東京新聞 反対派
大飯再稼働 首相会見 ぶれない原子力政策必要 福井新聞 推進派(地元
福島の新聞社は触れず。
新聞社 コラム社説 リンク
http://www.ne.jp/asahi/sec/eto/paperhtml/editorial.html
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