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2010/08/24

ファンディング通貨

ファンディング通貨とは、キャリートレードで資金調達に使われる通貨のことです。
高い流動性、低い金利、低いボラティリティがその条件となるそうです。
世界の通貨では、日本円やスイスフランがその代表格らしい。

日経の記事を切り抜き出来なくなって以来、ロイターの記事を読んでいますが、その中に載っていました。
ちなみにタイトルは

「金利低下でファンディング通貨と化すドル」

記事を読むと、タイトルと内容がちぐはぐな感じがするのでこのタイトルは一時忘れましょう。(w
 

今は世界的な金融緩和の流れで先進国の金利は低金利。
中国などの新興国やオーストラリアなどの資源国は高金利。
この金利差を利用して、低金利の国で資金を調達して高金利の通貨で運用することを、キャリートレードと言います。
先進国の通貨は低金利ですが、日本の金利はアメリカの金利よりも低い金利にあります。
よって、しかも高い流動性もあって日本円はファンディング通貨としてはこれ以上ない条件を兼ね備えていると言っていいでしょう。
ボラティリティに関してはどうかな。

逆に言えば、日本円はファンディング通貨としてのみ魅力があると言っても良いでしょう。
こうなると、その通貨の発行元に投資魅力がない以上、円が買われてもその投資先は円を運用できる日本国内への投資には向かわず、金利の高いブラジル・レアル、メキシコ・ペソ、豪・ドルに向かうだけ。
投資という意味で、日本は素通りです。
ロイターの記事にあるように、

ファンディング通貨ということは、経済成長などに対する投資家の失望の表れでもある。
ファンディング通貨の国は、海外からの投資を誘致しづらくなり、経済見通しがさらに悪化、通貨の魅力低下という状況に陥る。

海外からの投資を誘致しづらくなり・・・のくだりは、実(実質的な経済成長)が伴わず、単に金利だけで通貨が買われ(結果通貨が高くなる)るため投資魅力が低下することを意味していると思われます。
でもこれって、結局バブル的だよね。
 
 
今晩、NY為替市場で1ドル=83.73円と15年ぶりの安値をつけました。
ニュースを見ていると、進行する円高状況に対して本日夕方ごろに具体的な対策を用意せず不用意に会見を開いた野田財務相への失望感で84円前半まで円高が進んだ、ということが先触れとしてあったらしい。
催促相場、(実際には催促してません。そう見たい人が勝手に名づけているだけです。)と見る向きもありますがどうでしょうかね。
自分には、今の円高はバブル的ってことかな、という気がしてます。

 

さて、今日の日本国債10年物の利回りは0.915%
アメリカは、2.522%
イギリスは、2.892%
ドイツは、2.195%
イタリアは、3.770%
豪は、4.865%
ニュージーランドは、5.210%

日本は8月24日18:00
それ以外は8月24日21:44(日本時間)の値

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