ユタな日々(6)
予定アップ時刻 日本時間(JST) 7/3 14:00
出発から17時間30分。
サンフランシスコを離陸して10時間半。
成田に到着したくらいでしょうか。ようやく日本です。
ソルトレイクシティの中心部で路面電車を見かけました。
熊本と似ているのでなんかほっとします。
アメリカで路面電車というとサンフランシスコを思い浮かべます。
よく映画で見かけますが、じつはあれケーブルカーなんですね。
一応、路面電車も走っているらしいですが。
ソルトレイクシティやサンディのある、ユタ州といって真っ先に思い浮かべるのは、2002年の冬季オリンピックではなく、
「そーじゃないよー、ユタは田舎じゃないよ~」
といった台詞や、大橋巨泉のクイズ番組「世界まるごとHOWマッチ」で有名になったケント・デリカット氏や、
同じクイズ番組に出てたケント・ギルバート氏だったりします。
そういう世代なんです(w
ユタ州は新興キリスト教のモルモン教徒が多い州です。
歴史的にもモルモン教徒がこの州設立に大きく関わっています。
そのためかどうか知りませんが、この州全体は教育に熱心だったり、治安が非常に良かったりするらしいです。
ホテルから目的地へ向う際にインターステート ハイウェイ 15号線を走ります。
南にずぃーっと行けばラスベガスです。
(行き先表示に、これでもかっってくらい 「South ラスベガス」って出てきます。
余談ですが、週末にエチオピア系アメリカ人に「ラスベガス、行く?」って誘われました。車で6時間だって!!)
ホテルを出てその道を南へ向いLehiに近づくと遠くにユタ湖が見えてきますが、手前にある住宅街の中にはいくつも白い塔のある建物が見えてきます。
なんとそれは「テンプル」つまりモルモン教徒の教会でした。
日本でも、戦国時代に仏教を保護した大名がいた都市にはあっちこっちお寺がありますね。
言ってしまえば、あんな感じです。
ただ日本のお寺は姿かたちは似ていても、いろんな宗派があります。
自分たちが見た「テンプル」の形は一種類で、同僚のエチオピア系アメリカ人が言うには同じ宗派の「テンプル」だそうです。
それだけ密接して建っているってことは、その教会の守備範囲は狭いけど、その狭い地域に熱心で教会を支える教徒が沢山いる、と言うことです。
教会間の距離は500mくらいしかないくらいでしたからねえ。
すごい数の教徒が(もしくはその地区は全員モルモン教徒?)いるってことですね。
前述のケント・デリカット氏やケント・ギルバート氏もモルモン教の布教のために来日した宣教師ですし。
日本のビジネスホテルの机の引き出しに、よく「モルモン経(けい)」と書かれた聖書?っぽいものが置いてありますよね。
モルモン教徒の多いユタのホテルにはさぞかし立派な聖書が置いてあるに違いない、と予想したんですが・・・
ありませんでした(w
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