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2006/03/11

金融緩和解除

量的、が抜けている。
正確な表現をすると、

量的金融緩和が解除された。3月9日。

ゼロ金利はそのまま、当座預金残高も30兆円ほどで推移するだろうと当局はみている。

ところで量的金融緩和策とは何か。
金融政策で動かす目標を「金利」ではなく「お金の量」とした政策。
量の目標の対象は金融機関が日銀に開く決済用の口座である「日銀当座預金」。

普通、不景気に対する金融政策では金利を低くして資金を動かしやすい状況にするが、金利政策にはゼロ金利、という限界がある。
日銀はデフレに苦しむ当時の日本の状況から金利政策以上の金融政策の必要に迫られ、市中に出回ることのできる資金を増やす、という目的で決済資金口座の上限を引き上げてきた。普通5兆円から6兆円くらいだった日銀当座預金は35兆円まで引き上げられた。

ゼロ金利政策を解除するにはこの当座預金残高を5兆円くらいに削減する必要がある、らしい。
ゼロ金利を当面続けるとは言え、市場金利は別物で勝手に動いてしまうものだ。
これに対して、勝手な上昇を抑制する策が取られるべきだろう。
(市場の短期金利や長期金利が大幅上昇する、ということは考えにくいのだが。)

量的金融緩和解除といっても金利はゼロのまま、という状況を改めて確認したから、ではなかろうが為替ドル円レートが円安に進んでいる。なんだかんだ言っても、状況から日本はまだまだ金融緩和政策が続いており、デフレ不安は未だぬぐえていない、という正しい?認識に戻った、ということか。

ではゼロ金利政策が解除される、つまりはようやく真の意味で金融緩和が解かれるのはいつか、ということになる。
年末か、年央か。
日銀は解除決定の声明文で、望ましい物価上昇の目安を現時点で「0―2%程度」(中心値は1%前後)と公表している。
物価上昇が2%を超えそうな雰囲気になれば金利上昇はすぐだろうが、実際には年末あたりで(物価上昇が2%を超えなくても)一旦ゼロ金利打ち止めになるだろうと考えている。

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