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2005/05/23

 くすんだ春の空 


今住んでいるところに比べると、出張先である九州の空は広い。
今回の話は空の広さ、じゃない。

空の色。

普段気にしないことだが、春の、特に朝の空の色が自分は好きだ。
深い、しかし鮮やかで透き通るような青。
池澤夏樹の本に『夏の朝の成層圏』というタイトルがあるがこの表現に、やられた、とおもった。
「成層圏」という響きにその青い色はふさわしい。
ひょっとするとその先の、闇にちらばる星々の浮かぶ宇宙さえ見えてきそうな感じがいい。

そんな空が、今は少しくすんで見える。
空の色は、実はその見ている人の心の色を映している鏡なのかもしれない。

自分には、またあの空が見えるのだろうか?







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