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2015/01/04

百済との交流 その1

2015年も、既に4日目ですよ。明日からは通常生活様式が待ってますねえ。
自分は間に出勤がありましたが、9連休と言う人は結構多いのではないですかね。
もちろん、その大勢が休日にかかわらず働いている方もたくさん居ると思います。昨年の自分がそうでした。。。
働いている人も、思いっきり休んだ人も、今年は良い年にしたいですね。

明けて2日目に、自分は大宰府の国博に行ってきました。
国博はちょっと久しぶりです。なんだかんだあって、昨年は一回も行ってない気がする。たぶん。
一昨年の11月に、特別展『御三家筆頭 尾張 徳川家の至宝』に行って以来じゃまいか?

さて今回の動機は、国博が正月元日からオープンしていることを今まで知らず驚き、その1月1日から始まる特別展が「百済」関連だったので非常に興味をそそられたのでした。
正月3ヶ日中に博物館に行くって、なかなかすごいでしょ?(何が?)
目玉(らしい)の、奈良の神社に奉納されている『七支刀』の展示は1月15日からなので、その日以降でも良かったんですが、正月3が日中に博物館に行く、っていうところに(自分的には)ポイントがあったので、行きました。
ちなみに、元旦に行けばもっと良かったんでしょうが、大宰府八幡宮の混雑を想像して避けました。自分は自分の運転する車で行きたかったのです。

家を出たのが朝8時。予想としては9時ちょいすぎに博物館の駐車場につく予定でした。
九州自動車道の大宰府ICまではすごく順調。しかし!インターを出ていつもの大宰府政庁跡前の通りに出ると、ザ・渋滞。
大宰府は正月2日目でも混むんですな。
そして、雪。
9時ちょい過ぎには政庁跡前を通り過ぎましたが、この時間帯の大宰府はけっこう大き目の雪が降ってました。
「これ、やばいんかなあ」と不安がよぎりますが、天気予報では気温は次第に上がってくる、とあったので大丈夫だろうとたかをくくりました。
渋滞も10分くらいで通過でき、国博駐車場についたのは9時40分くらい。国博の開場は9時30分からなので、少し遅れましたがまぁ良しです。

駐車場での様子はこんなん。

150102_snow
開場時刻直後なので、駐車場はまばらですね。もしくは、こんな日に来る人は滅多に居ないのか。
雪が降るなか、傘を片手に国博へ向かいます。
雪の中の国博もなかなか無い経験かも。

150102_snow_musium
お正月と言うのに、またこんな雪の中ご苦労様です。。。
駐車場もまばらでしたが、館内も人の姿はまばら。これって結構おいしいかも。人が多いと展示をゆっくり見れませんからねえ。
チケットを買って、いざ2階へ。
入ってすぐにあるのが、これです。

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残念ながら本物ではありません。再現文化財というのでしょうか。
この刀について、自分は結構最近まで誤解をしていて、この形状の刀は「草薙の剣」と思っていたんです。今回、その誤解を訂正しました。
七支刀のこの奇妙な形状はどうやって作るのでしょう。この再現刀は鋳型から作っているそうです。鋳造刀ということですね。(そんな言葉があるかどうか知りませんが)
普通日本の刀(普通刃物と言えば)と言えば、トンテンカンと金槌でたたいて鍛える、鍛造刀(そんな言葉があるかどうか知りませんが)が普通です。
もちろん古代にはまだそんな技術はなかったでしょう。この刀は百済から倭国(日本)に送られたものではないか、と言われています。
日本書紀には、「百済の王が七枝刀」(ななつさやのたち)と七子鏡や他の宝物を倭国に送り友好を願った」という記述があります。
この七枝刀が七支刀、と言うわけです。
日本書紀の記述は神功皇后の時代、となっているので4世紀(西暦300年台後半)のものになります。今からおよそ1700年から1600年前のもの。
Wiki見たらこの復元刀、河内国平作、らしい。
刀と一緒に送られた鏡は今どこにあるのかなぞですが、こういうものであったろうというのが展示されています。日本の古墳から発掘されたもの、韓国の国宝の鏡も展示されていました。

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展示されている側が鏡の裏側になるのですが、7つのボッチがあります。だから七子鏡ではないか?というのです。
この7つのボッチを均等にデザインする技術はどこから来るのでしょうかねえ。偶数だと簡単ですが奇数は難しいですよね。
ちなみに、これらの鏡は正式(考古学的)には、獣帯鏡と呼ばれています。獣の文様があるためです。
写真のものは韓国の国宝です。
現在は復元刀が展示されていますが1月15日~2月15日の1ヶ月間は奈良石上神宮の本物(国宝)が展示される予定です。

(その2につづく)

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写真は

「九州国立博物館」

ご覧のスポンサーからの提供でお送りいたしております。
(*転載とかしないでね。)

特別展『古代日本と百済の交流 - 大宰府・飛鳥そして公州・扶餘 -』
九州国立博物館で2015年3月1日まで絶賛開催中!
ぜひ、お見逃しなく。

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