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2014/11/03

黒田バズーカ 第2射

先週末、金曜日のこと。(2014年10月31日)

「黒田バズーカ」で検索すると、こんな感じ。

141102_kuroda_gun

為替の反応は顕著で、こんな感じ。

141101_jpyusd_chart_60min
上は10月30日6:00-11月1日6:00までの60分足チャート。

118円台後半だった為替相場が10月31日9:00台に119円台にあがった。これは恐らく政府による年金運用の配分比変更関連の影響と思われる。

その後14:00ごろを境に、日本円の目線で言えば円は急落(ドル目線ではドル急騰)。 これが黒田バズーカによる影響。

影響は為替にとどまらず、世界の株式相場に影響し、アジアはもとより欧米諸国の株式相場の水準を上げた。

141031_world_index
上は10月31日の世界の株式相場チャート。

アジアの上げはまだ限定的か。

黒田君の決断には財務省からの圧力も少なからず入っていたと、私は思います。

上にも書いたように政府側も、この日の午前に年金資金運用の配分比率に関して、国債比率を下げて国内株式への投資比率を上げる公式決定をしています。(この決定は以前から言われていたことで、すでに決定事項だった。)

この日の黒田バズーカは、この年金運用されていた国債が日銀に回収される形にはなる、ということを世間に示すタイミングだったとも言えます。

前回の第1射時に以下のように書きました。

「黒田君のやり方は短期決戦型だと思いますが、それにしては戦力に欠けている感がするのです。
市場との対話、という面では評価されているようですが、市場の先にある市民の実際の生活は見えていないと思いますね。」

黒田バズーカ (2013年4月4日)

振り返ると、為替に対して円安方向を決定付けた点では「短期型」の手法ではありませんでした。私の見込みは外れました。ただ、為替が円安方向になったからといって、市民生活が変わったかといえば私は変わっていないと感じています。そもそも、黒田バズーカ含めた、総じて「アベノミクス」とやらが、何かを変えたという実感はありません。

資金ジャブジャブへの不安、国債ジャブジャブの借金地獄悪化、経常赤字拡大に見られる先行き不透明感の悪化など、国内マスコミがあまり報道していないのが恐ろしいですが、民主党政権から自民・安倍政権に変わって、世の中の方向性がむしろ悪化したと感じています。(民主党時代に良くなった、という実感もありませんでしたが)

今回の黒田バズーカ第2射、自分は愚かな選択、と思います。

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