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2014/01/31

「何百年の細胞生物学の歴史を愚弄している」

STAP細胞、すごいですな。
生物学にはあまり興味はありませんが(むしろこういった系統には批判的ですが)、なんでも金をかければできる、という当たり前の方向から外れたところにある新発見こそ貴重だと思い、関心があります。

そんなSTAP細胞について、Wikipediaの記事にこんなくだりがありました。

いわく、

「研究成果は、2014年1月30日付けの英科学誌『ネイチャー』に掲載された。それ以前には、ネイチャーへの最初の論文投稿では「何百年の細胞生物学の歴史を愚弄している」とまで否定され、論文掲載を拒まれたという。それだけこの発見は常識を覆すものであった」

という記述がありました。

『ネイチャー』って、その筋ではすごく影響力の大きい、権威のある学術雑誌なんです。
ですがこの記事を読んで、その『ネイチャー』が大したことのない、その辺の常識人ぶったおっさんのような印象に変わってしまいました。

科学とは、常識と考えられていることを批判するところから始まると言ってもいい。
その、科学を世に広めるべき論文誌がこういう態度とるのですかね。
こういうおっさん雑誌が科学の世界で影響力を持つっていうことは、害毒以外の何物でもない。
もしかしたら、『ネイチャー』の運営には危機が潜んいるのかもしれない。

小保方さんに注目が集まっていますが、彼女の研究を最初に認めて共同研究した元理研の若山さんの生い立ちのほうが、自分にとってはとても関心を引きました。
むしろ若山さんのような人が世の中で動きやすいようになると、日本の科学力も大きく成長するのではないでしょうか。

日本もまだまだ捨てたもんじゃないな。

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コメント

おはようござります。そちらでの生活は慣れましたか?
まだ出張扱いなのかな?

そうそう、日本では小保方博士の話ばかりが報道されていますが、私も若山教授にすごく興味を持ったと同時に、日本にも理研みたいな研究機関が存在していることを大変誇らしく思いました。こういう研究機関ってもうダメなんかなって思ってたから・・・

発見って「そんなのありー」っていう、子どもみたいな発想をダメだって決めつけないことなんだと思う。


それが当たり前だと言う姿勢で、何が大切なのかを見失うことなく、若い研究者の感性に嫉妬することもなく手を差し伸べることができるなんて、すばらしい!!

ネイチャーも日本と変わらないのかも。気持ちはわかるけどね、だってそこまで行きつくのに皆苦労しているわけだしさ。そう思えば思うほど苦労って難しいなって思う。執着を産むしね、楽しくやってる分には苦労してる感覚はないだろうから、楽しいことが一番かも。

まとまりのないこと書いちゃった。誰か、起きてきたのでこのへんで・・・

投稿: Poket | 2014/02/02 08:09

ぐっもーにん!
Poketさんも若山さんに関心惹かれましたか。

>発見って「そんなのありー」っていう、(子どもみたいな)発想をダメだって決めつけないことなんだと思う。

まったくその通り。
しかし、そういう発想は時として既得権益を握っている人々にとっては脅威に映るんでしょうね。
「おいおい、俺が今まですがってきたものを否定すんなよ」
みたいな。
「何が大切か」をはき違えている人はあまりにも多い。
日本人は(アジアでは一般的に)苦労が好きなように思います。苦労を美徳としている風がある。
アメリカで働いていると特にそう感じます。
だから余計に執着心が強くなりやすく、嫉妬心が生まれやすいのかもしれません・・・

和光(理研)も健在ですね。
そういえば一時期、大学の後輩が理研に籍を置いてました。(宇宙関係)


投稿: ポン吉 | 2014/02/03 02:13

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