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2013/04/09

ヘッジファンドと格付け機関

また経済ネタです。

以前、為替が100円を越えたら、という思いで
円売り

を書いたんですが、なんか今日でも明日でも100円越えそうな勢いにブルってる根性無しですw

心配していることは、最近意図的に円安を仕掛けた人たち=安倍、黒田、が想定している為替水準を超えて制御が利かなくなる、という局面です。

ちなみに振り返ると円安トレンドは昨年秋(9~10月)頃に始まりました。
世界で株高基調が鮮明になり始めたのもこの頃からなので、アメリカのエネルギー革命がきっかけかもしれません。
これまでの為替推移を時期的に分けると、
第1フェーズ:2012年9月~10月 アメリカ要因 (きっかけ)
第2フェーズ:2012年11月~2013年3月 安倍の金融緩和公約に乗っかった人々(うわさ)
第3フェーズ:2013年4月~ アベノミクス、黒田日銀の金融政策など (現実化+うわさ、期待)

現在、3番目のフェーズにいます。ここまで踊り場はあったものの押し目らしいものはありませんでした。

さて日本には国債大暴落という展開が既に約束されている、という噂も一方ではあります。
安倍が政権を取る以前から日本国債はバブル化の様相を見せていました。
これは長年の金融緩和政策が要因です。
お金の使い手を作れないにも関わらず、国債を担保にお金を市場にまわそうとしたためです。
結果的に国債価格は上昇したものの、お金の循環は一向に進みませんでした。

海外のヘッジファンドが、この国債大暴落を待ち狙っている、という噂もあります。海外ヘッジファンドは今の円安株高を演出しているかもしれません。
国債バブルがはじければ、それを大量に保有している国内金融機関は相当なダメージを受けるでしょう。
年金団体もいくつかは破綻する可能性があります。国内景気(というか社会システム全般)が一気に硬直=いわゆる心臓麻痺を起こす可能性があります。
安倍に全ての責任があるわけではありません。この20年ほどの積み重ねの結果だと思います。
しかし、導火線に火をつけたのは安倍、黒田、ということになるのでしょう。
その位、破壊的な政策を彼らは行うつもりでいます。

最近、格付け機関の影が薄いですが、黒田日銀の金融政策を受けて、もしくは昨日発表された国際収支の結果を受けて、格付け変更があるんじゃないですかね。
財務健全化の度合いを国債格付けとリンクさせるので、安倍が新たなアクション=大胆な財政出動を示すタイミングとの競争になっている気がします。
格付け機関から釘を刺された後にアクションは取りづらいでしょうから。

2月の国際収支は、
経常収支が6300億円あまりの黒字でしたが前年同月比47%マイナス。
貿易収支は6700億円あまりの赤字。貿易赤字は8ヶ月連続です。昨年同月は953億円の黒字でした。
経常収支が黒字に収まったのは、所得収支が1兆4000億円の黒字だったからです。
この黒字幅は驚くほどのものではないため、今後貿易赤字の拡大が見込まれる中で経常収支の先行きは楽観できません。

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