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2013/03/01

世界一を目指す

昨日、安倍くんによる施政方針演説があったそうです。
 
世界一を目指す、と言った安倍君には多少複雑な思いがありますが、そのスローガンは良し、と思いました。

民主党が世の不満を減らすどころか増してしまったのは、こういう将来の夢を語らなかったところにも一因があると思います。
いや、実は語っていたかもしれないが世間的には、「2位じゃだめなのか、一番である必要があるのか?」というような後ろ向きな(言った本人は後ろ向きとは考えていないだろうが)発言が目立っていました。
本来ならば、民主党が持っていた理想よりも、その途上の手段部分だけが強調された感があります。
それはそれなりに評価されてもいいでしょうが、手段しか評価されないのは、結局のところ政治のプロとして失格じゃないですかね。
エンジニアの目から見ても、社会人として失敗している、と言う風に見えました。

なべて政治家とは理想を語るべきでしょう。そればかりでは困りますが。
たとえば、米国オバマっちの核廃絶論。
現時点では夢物語の理想論かもしれません。彼の任期中にその実現は到底無理でしょう。
ですが、その発言によって理想をつないでゆく若者が出てくるのです。
理想を語らなければ実現はしない。
日本の経済は停滞している。これ動かすためには、手段は、と考えるのも重要ですが。
日本は世界一をめざす、そのために頑張る努力する、頑張る途上で経済が回っていく、というサイクルは分かりやすい。
物事を動かすエンジンはお金だけではなく気持ち(マインド)というのもあるんじゃないでしょうか。

しかし自分が自民党を支持できないのは、次の点で考えが異なるからです。
理想のために国・政府が余計なお金を出す必要はない。
国が余計な口出しをせず、規制緩和あるいは規制撤廃して、現在の既得権者の妄言より、苦しむ人の言葉に耳を傾ければ、日本はより住みやすい国になるんじゃないですかね。
これは自民党政権では不可能です。(むしろ財政面で傷口を広げる)
原発など、既に実績があるので信用するに値しません。

 
さて、世の中の評価はどうでしょうか。

菅元総理曰く、
「国会議員への呼びかけとして「政局に明けくれたり、足の引っ張り合いをするためではなかったはずです。」というくだりには違和感を覚えた。大震災と原発事故の渦中、当時の総理であった私に対して、嘘の情報をもとに、「海水注入を止めさせた責任をとって即刻総理を辞任しろ」と政局に明け暮れ、足を引っ張ったのは安倍さん本人であったからだ。」

菅くん、同情いたしますよ。あなたは不当に評価が低い気がしますね。
だけど、どこの党も一緒だよね、と呼ばれぬよう、隗より始めよ、でお願いします。

さて一方で、毎日新聞の社説はこう。
「国のトップがプラス思考を前面に打ち出したことを、まず私たちも前向きに評価したい。」
「単なる楽観論に終わらせず、具体的な肉づけが必要」

プラス思考への評価は自分と一緒でした。
が、具体案に欠けるという。
施政方針演説時にはいつものことながらマスコミのツッコミには違和感を感じます。
施政方針なのでそこは具体的でなくてもいいのではないかと思うけどね。
具体的な肉付けはこれから必要、と言う点では同意。

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