« 3行、で、ココロを、ツタエル | トップページ | 10月スタート@2012年 »

2012/10/01

客なら客らしく

台風一過、秋晴れ、すがすがしい一日ではじまった10月です。

台風の影響で9月中の配備ができなくなった、アメリカ軍オスプレイの沖縄配備。
今日、岩国のオスプレイの一部が沖縄に自ら飛行して配備されました。

沖縄の痛みと書くのは、あたらないのかもしれません。
すでにこれは日本の痛みと言っていいでしょう。
いずれ日本の各地を飛び回って訓練をするオスプレイの姿を誰もが見るようになります。

今回の件は、日本を属国扱いしているアメリカの態度をもっともよく知ることができる事件と言えるでしょう。
アメリカの態度を知る材料は、不平等な地位協定とか、何かにつけて日本人に対して強圧的で不誠実な態度であるとか、数え上げればきりがありません。
アメリカ租界となっている沖縄のアメリカ軍基地は、その存在が沖縄県の人々の生命を脅かす存在になっており、沖縄の人々の自尊心を深く傷つけています。
それはすなわち、日本人の自尊心を傷つけている。

先だってアメリカ政府はアジア重視の外交方針である、と発言がありました。
軍事的なプレゼンスを急激に高めている中国(ロシアも含めて)を仮想敵国とした上での発言と見ていいでしょう。
極東のパワーバランスはここ10年で劇的な変化を見せました。
そういった外交上の環境を考えれば、沖縄のアメリカ軍基地の重要性が高まっていることは想像できます。

それに比例して沖縄駐留アメリカ軍は将来足元をすくわれかねないほど基地周辺の反感が強まっています。
アメリカにとってまさに砂上の基地と言っていいでしょう。
今は日本(政府)とアメリカの関係は、表面上良いように見えます。経済的にも強固な結びつきです。
ですが、少なくとも私のような沖縄非在住の日本人で、駐留アメリカ軍、ひいてはアメリカ政府に対して激しい反感を持っている人は少なくありません。
反感を持った日本人が、自分たちの選んだ政府に苦情を持ち込んで解決をお願いする、というのが普通だと思いますが、この国の政府は国民を見るよりもアメリカ政府の顔色ばかりを伺っています。
今や沖縄地方政府が国の政府に不信感をもち、対外的直接行動を起こしています。
アメリカの重圧は国の秩序すら危うくしています。

アフガニスタン、エジプト、イラクなど世界中で起こる反米テロそのものに共感はしません。
しかし、その原因がテロを起こす側ばかりでなく、起こされる側にも相応の問題があることは容易に想像が付きます。

アメリカ政府と軍は現地政策の抜本的見直しと、日本からもらっている費用と精神的な負担に対し、相応な行動と態度を誠実に示すべき。
客なら客らしくしろ、といいたい。

|

« 3行、で、ココロを、ツタエル | トップページ | 10月スタート@2012年 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 客なら客らしく:

« 3行、で、ココロを、ツタエル | トップページ | 10月スタート@2012年 »