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2008/08/16

焼きカレーとバナナマン

*バナナマンと言っても、お笑いコンビではありません。

友人の一人が「門司最高!」と言ってたので、7月の3連休最終日にぶらりと門司へ行きました。

朝6時に熊本を出発。
行きのルートは完全に下道で攻めてみました。
ひとまず熊本北東部、菊池市方面へ向かい九州山地の山々を縫って大分県日田市を経由、そのまま英彦山の足元を北上して福岡県行橋市へ出て、そこからは国道10号線で門司に向かうルートです。

まったく渋滞にはまることなく門司についたのは10時頃。
渋滞がなかったせいで4時間ドライブはそれほど苦でもありません。
門司までは曇りがちではあるけど日差しもあって爽快な朝のドライブだったのに、門司についたとたん雨が降り出しました。
しかもかなり強い雨足でした。
ひとまず駐車場を探さないといけません。
自分は門司港レトロ(と言う観光エリア)にある有料パーキングにとめました。
そこは目の前にレンタルサイクルのお店があり、自転車で門司港観光しようと思えばちょうどいい場所です。
自分は雨の中自転車で回る気にはならなかったので借りませんでした。
ちなみにレンタルサイクルのほとんどが電動アシストつきのようです。
雨に加えて暑くなければ自分も利用したと思います。

門司港レトロ(という名の観光エリア)の一角にある、レンガ造りのちょっと趣のある「旧門司港税関」の古い建物に入りました。

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(2008年7月21日 旧門司港税関 by PowershotA710IS)

この中の喫茶店でドライブ後のひと休み。
港を眺めながらアイスカフェオレを飲んいるうちに雨はやみました。
旧税関の建物だけに、門司港の成り立ちや税関の仕事を説明するパネルがあります。
ちょうど訪れた日が海の日だったので、港をテーマにした写真展が2階で行われていました。
ちなみに、この建物は入場無料です。
税関にイメージキャラクターがあるなんてはじめて知りました。↓カスタム(=関税)君です(w なぜ犬?なぜ愛嬌?

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(2008年7月21日 旧門司港税関内にて by PowershotA710IS)

門司港観光のスポットはそんなに多くありません。
そのうちの一つ「旧大阪商船」の建物の2階にわたせせいぞう氏の作品を展示した一角があります。
(「旧大阪商船」の建物内は入場無料、わたせせいぞう氏の展示エリアだけ入場料100円。)
昔、漫画雑誌の一番最後にオールカラーの漫画?「ハートカクテル」というのが自分が高校生くらいまで連載されてました。
これは自分にとって「さわやか」で「かっこいい」の代名詞でした。
漫画の一コマ一コマがそのまま部屋を飾ったりできるデザイン画のような感じだったのも鮮烈な印象でしたね。
その頃使っていたカセットのケース用シートにもこのデザインのものを選んでたなあ。
今見ても、わたせ氏の描くシーンやデザインに「さわやか」さと「かっこよさ」を感じるのは自分が成長していないのかな、と思わないでもないですけど。
わたせ氏が高校を出るまでの18年間をこの門司で暮らしていた縁でこういう展示エリアが出来たそうです。
自分は単なる門司観光のつもりだったけど、ここが一番印象に残りました。

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(2008年7月21日 旧大阪商船 by PowershotA710IS)

さてこの後、関門海峡を行き交う船を見ながらお昼ご飯に門司港名物「焼きカレー」を食し、関門海峡大橋を眺めて、昔の社交場だった旧三井倶楽部の中にあるアインシュタイン博士の足跡をたどり、鉄道記念館の前で機関車の写真を撮って、かなりレトロで趣き深い印象を受けるJR門司港駅の駅舎を見て、ひとまず門司港観光終了。

こじんまりとしたエリアに観光スポットが集まっているので、歩いて周っても十分回れますし、港周辺だけならば坂道はないのでレンタルサイクルと言う手は有効です。
旧門司港税関から旧大阪商船に向かって港沿いに歩くとこんなのが立っています。
バナナマン?ちょっと怖いかも。

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(2008年7月21日 バナナマン? by 携帯)

門司港はバナナの叩き売りの発祥の地、らしいです。

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(2008年7月21日 門司にて by PowershotA710IS)

 

人力車も走ってましたのでこれを利用するのもアリかも。
本来は関門海峡を挟んだ対岸の下関まで入れてボリュームのある観光地となっているとおもいます。
壇ノ浦の合戦や巌流島などもあり、下関条約締結の「春帆楼」もあり歴史をなぞるもよし、古くからの港町の雰囲気を残しているのでちょっとムードのある雰囲気に浸るもよし、ふぐのせりで有名な市場もあり味覚を楽しむもよし、掘り下げるところはいっぱいあるようです。

そういえば、今回友人に聞いて初めて知った門司名物「焼きカレー」。
このメニューを出しているお店は門司港近辺に何軒もあるので、味比べをするのも良いかもしれません。
味の満足度で言えばあの「横須賀カレー」より多分上。でも知名度は負けてるなぁ(苦笑
もう何回か食べたい気がしました。カレーってそんなものかもしれませんが。

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(2008年7月21日 港を見ながら焼きカレー by 携帯)

 

次に門司港を出て国道3号線を小倉方面に向かい小倉城を目指しました。
しかし実際に来てみると少しがっかりします。
小倉城は江戸時代初期にこのあたりの領主であった細川忠興(明智光秀の娘細川ガラシャの夫、細川幽斎藤孝の長男)が建てた、唐造りの天守を持つことで有名なお城です。
唐造りとは、天守閣の最上層がその下の層よりも大きく見える、見た目にはきのこの様な造りをいいます。
本来は5層4階の見るからに飾り破風のない質実剛健な感じの城であるはずなんですが、今建っているのは戦後に他の城を参考に立て直された別物になっています。

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(2008年7月21日 小倉城天主閣 by PowershotA710IS)

 

石垣などは本来「野面積み」で統一されるべきでしょうし、その雰囲気をコンセプトに思えば、天守閣に至る「けやき門」、「くろがね門」のあたりはきれいすぎる嫌いがあります。
本当は復元なのかもしれませんが、全体的に作り直した感がたっぷりあるので「別物?」という印象がどうしてもついてまわるんです。
歴史考証が中途半端な印象は否めません。
小倉城といえば、幕末にあった長州征伐戦で実際に戦場となった場所でもあります。
そのあたりの情報や展示品が少ないのもちょっとがっかりでした。
とはいえ見た目はとっても綺麗なお城でした。

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(2008年7月21日 本丸に残る野面積み by PowershotA710IS)

小倉城を出て帰路に着きました。
帰りは高速を使うつもりで、熊本に近い場所まで100km以内で収まるICを探すと、古賀IC~菊水ICで89kmです。
(*後で調べたら古賀IC~植木ICで99kmでした。)
古賀まで国道3号線(R3)で行き、そこから高速に乗りました。
途中休みを入れたりして菊水ICまで1時間半くらい。そこから玉名の温泉に寄って、自宅に帰りついたのは夜8時頃でした。
朝、満タンに入れたガソリンは、あと1目盛り(1/4)弱くらい残りました。

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(2008年7月21日 有明の黄昏 by PowershotA710IS)

 

(走行距離389km)

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