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2008/06/02

ショック、ショック

今日は雨。
6月に入って直ぐ入梅、というわけでもないでしょうが一日中しとしとと雨降り天気だったようです。
週間天気予報を見ると週末も雨っぽいです。
是が非でも晴れて欲しいのですがねえ。こればっかりはね。

6月に入ってガソリンも高くなりましたが道交法も改正されました。

だからでしょうか。
先週末、やたらと目についたのは「紅葉マーク」の車。
これ、従来は70歳以上の表示努力目標だったのが、今回から75歳以上の表示義務化に変わりました。
世の中こんなに老人が居たとはね、って言うことを改めて思い知らせれた紅葉軍団の出現数増加でした。
後部座席のシートベルト義務化、というのも大きな柱だそうですが「紅葉マーク」義務化のほうが実はインパクト大きかったです。

昨日、ガソリン価格が年末にも200円が見えてくるのでは?
なんて書きましたが、長崎県の五島では既に200円/リッターらしいです。
九州の中でも長崎は物価が高いイメージがあります。(あくまで自分のイメージです。)
それにしたって200円はねえ。
しかもこの200円という価格、ゴールじゃありませんぞ、きっと。

さて本題。
昔のオイルショックと今回のオイルショックの話です。

自分がこの世に生まれてまもなくの頃、日本はオイルショックに見舞われました。
1973年の年末のことです。

このときのオイルショックは原油生産地である中東で起こったアラブ対イスラエルの戦争が引き金でした。(第四次中東戦争)
アラブ側がイスラエル支援国に対し原油の禁輸、それ以外の国にも原油価格を2倍に引き上げることを通告したのでした。
原油価格が跳ね上がり、ガソリンなどの石油製品の価格が高騰しました。

物価の上昇は実はそれ以前から始まっていました。
時の総理大臣は田中角栄。列島改造論の張本人です。
その2代前は所得倍増計画で有名な池田勇人。
池田勇人が首相を退任した1965年頃から地価の上昇率は年々上がっていってます。
オイルショックの起きた1973年は土地の値上がりと共に物価も上昇していた矢先だったんですね。
まさにインフレ。

オイルショックによって1974年の消費者物価指数は20%以上、上がったそうです。(グラフ参照)

Cpi_japan

きっかけの戦争は一月足らずで終わりますが、この物価上昇率がおちつたのは1978年ころ。
おりしも中東戦争の主人公だったエジプトとイスラエルの首脳がアメリカで和平合意に至ります。

さて昔のオイルショックと今回のオイルショックは違う、と思います。
限られた地域の戦争によって起こされた昔のオイルショックは期間も限られたものでした。
今のオイルショックは一部のファンドによる先物買いが原因とはいうものの、その背景にあるのは膨大な人口を抱える新興国の台頭による実質的な石油資源の品薄懸念。
昔のオイルショックのように急激な二桁レベルの物価高騰はないでしょうけど、今のほうが根深い気がします。
そして期間も長くなるかも。
おまけに当時に比べると景況感とインフレ到来の順番が違う気がしますね。

所得倍増からいったんニクソンショックで不景気になり、その後列島改造ブームで景気は上がります。
その好景気の中でオイルショックが起こり、好景気の中育っていたインフレが爆発的に伸び、不景気に陥る、という順。

今は、スタートが(日本では)構造改革に伴う不景気がサブプラ問題でさらに落ち込み、引き続き発生したオイルショックによる物価高騰によりさらに不景気へ。
この間、ほとんどデフレ状態だった日本が、オイルショックによってようやく物価高騰状態へ。

なんかすげー悪循環スパイラル。

しかし、いつになるかわかりませんが、いずれオイルバブルも終わるでしょう。
その後に来るであろう、世界的な不景気のほうも輪をかけて怖いです。

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