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2008/05/07

歓迎

中国の国家主席が来日してます。

この時期の中国首脳が外遊するのはあまり例がなく、加えて行く先も日本限定も異例、加えて滞在も5日間と長期になるのも異例なこと、だそうです。

昔自分が中学生(川崎時代)の社会の先生は授業そっちのけで株の話とか政治の話をしてました。
その影響を受けたわけではありませんが話の内容はいつも印象的でした。
その話の中に、国のトップが外遊する際のお土産に関する内容がありました。
中学生に国の外交の事情など分るはずもないのですが、お土産もなしに国のトップが外国に行くことはない、という話を聞いてその時はかなりショックを受けました。

まぁ確かに社会人になって、人が他所へ「訪問」する場合の意味や目的、何かの会議に「出席」する場合の意味や目的、そしてそれが第三者から見た場合の印象など、当たり前のように考えますが、中学生の頃はただ挨拶だけの「訪問」だったりただその場所にいることが意味になっている「出席」くらいしか思っていませんでしたからねえ。

そんなことを中学生になって社会の先生におぼろげながら気づかされた訳です。
もしかすると自分はそれまで田舎育ちで茫洋と生きてきたのかもしれませんが、この時にちょっとした衝撃を感じ大人の世界を垣間見た気分になっていました。

今回の国家主席の訪問について、中国から日本だけ「特別に選んで」外遊している、というだけでも重い意味があるんだろうと思います。

お土産も用意しているでしょうが、もちろんそれはパンダではないでしょう。

自分は、今や世界経済的には斜陽の日本へ昇竜の如き勢いのある中国が親密度を世界にアピールすることでまだまだ市場の一員としての日本の役割があることをアピールしている、ということが今回のお土産ではないかと思っています。

朝のワイドショーで中国と日本が抱える問題についての説明では中国側が圧倒的に負うものが多い中での訪日という説明でした。
日本との親密さをアピールすることによってその負い目をなくしたい。
チベット問題が発端となって世界でオリンピックの開会式に対するボイコット運動が広がる中、あまり強い政治的な発言をしていない日本が出席することで開会式を成功させたい、というような論調です。

つまり中国が助けられる側、日本は助ける側、という図式です。
そういう一面は否定しませんが、あまりに日本に対する身びいきが過ぎるような気がします。
中国はそのことに対して日本に大きな期待をしているでしょうか。
自分は彼の期待する日本の役割は経済的な側面が強いと思います。
大きなものはギョーザ問題に端を発する貿易問題。

彼が来た、ということに対して日本側の対応はどうするのか。
中国が期待する見返りを用意できるのか。
自分は、型どおり期待通りの見返りを用意する必要はないと思っています。
まずは心を開いて見せることでしょうか。

今の政権は短命に終わるかもしれませんが次の世代につながるような駆け引き(外交)を期待したいところです。

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コメント

長野聖火リレーでも浮き彫りになったチベット問題。メディアも報じない裏側の中国をURL「Butuロ2」よりご覧になってみてください(*¨)

投稿: ぐーたらJK | 2008/05/07 22:47

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