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2008/05/04

GWの最中

今日も朝からよいお天気でした。
少し雲はかかっていたけど、昨日ほど暑くはありませんでした。

さて、今日は朝から恒例の太宰府通い。国博(九州国立博物館)に向かいました。
国博では3月下旬から特設展として「国宝 大絵巻展」やっている最中です。
これを見て、余力が有れば常設展の巡回をしようと計画。
歳のせいか、国博の規模をすべて見て回るのはなかなか気合と根性が必要になってきました。
おまけにそれを消化するとなるとこれまた大変疲れるのです。
歳には勝てませんなぁ。

さてさて、九州自動車道に9時前にはゲートイン。
太宰府ICに向かい、途中広川SAで休憩を入れて10時ちょっと過ぎに太宰府政庁前に到着。(¥1100)
さすがにGWです。高速はかなり車の量が多かったです。
ただ久留米~大宰府間は下り線のほうが混んでいました。
政庁前でまほろば号に乗り換えて西鉄太宰府駅前で降車(¥100)。
梅の見ごろを過ぎた新緑の天満宮を散策。参道沿いも相変わらず人が多かった天満宮でした。
そして天満宮経由で国博へ。(¥1300)

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(九州国立博物館 by Powershot710IS)

今回の特設展の絵巻物について、自分にはあまり前知識はありません。
思えば昨年諏訪で「源氏物語絵巻」の展覧会にいってその色づかいや構成などにかなり衝撃を受けたんでした。
絵巻物はそれ以来になります。
絵画に対する興味はあるのでそこそこ名前くらいは知っていると思ってましたけど、実際に国宝と名のつく絵巻物はほとんど知らなかったのでした。
展示してあった中では「百鬼夜行図」がかなり有名なので、これくらいしかわかりませんでした。
しかも、これは国宝ではなく国の重要文化財(重文)だったんですね。

この他の国宝級の絵巻、重文の絵巻すべてに共通する印象としては、非常に感性が優先しているな、ということです。
この感覚は古い時代の日本画すべてに共通するのでしょうけど、西洋画の印象派以上に書き手の感性、イメージや心象風景に強く影響されています。
絵巻、というのは今に置き換えれば漫画のようなものです。
紙芝居的でもあります。
実際の話や架空の話、古い伝承などを言葉(詞)と絵で説いてゆくという形式です。
もともとは奈良時代に中国から伝わったそうです。
その奈良時代の日本最古の絵巻物といわれる「絵因果経」(国宝)は上段下段に別れていて上段に絵、下段に漢文体の経(説明)があります。
時代を経て平安時代になると「餓鬼草子」(国宝 平安時代)のように巻物のはじめに「詞」そして「絵」、また「詞」と「絵」が来たり、「華厳宗祖師絵伝 義湘絵」(国宝・鎌倉時代)のように絵中に「詞」が入ったりするものがあったり、形態はさまざまです。

結構見ごたえがあるので太宰府を訪れた際は是非国博でご覧になってください。

11時頃から見始めて、国博を出たのは13時頃でした。
意外に見ごたえがあって満腹です。常設展を見ようという気力はその時既にありませんでした。
いったん太宰府政庁跡まで戻ってぶらぶら散歩。新緑が美しく、政庁跡の前にある堀には蓮の花が咲いていました。
昼飯をどこかで食べるべきか。。。と地図を見ていたら秋月の地名が目に入ってきました。

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(太宰府政庁跡にて by Powershot710IS)

そうだ秋月に行こう(なんのこっちゃ?

そんなわけで太宰府から秋月に向かいました。
14時過ぎに太宰府を出て秋月についたのは15時頃。(駐車場¥300)
秋月は戦国時代は秋月氏、江戸時代は黒田氏が治めた小さな城下町です。
小京都、と呼ばれているようですが城前の桜並木の「杉の馬場」や付近一帯の古い町並みは、確かになかなか落ち着いた風情です。
ちょっとぶらぶらするにはかなりいい場所じゃないでしょうかね。
城跡として残るのは江戸時代以降の遺構です。
現在秋月中学校になっているところが本丸だった場所らしい。
その横に裏門にあたる長屋門がありさらにその横には垂裕(すいよう)神社があります。
神社の入り口には黒門があります。
この黒門は戦国時代秋月を治めていた秋月氏の城の搦め手門であり、黒田氏の支配になると新しい城の大手門として使われ、その後この場所に移築されたそうです。

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(秋月城址 新緑の黒門にて by Powershot710IS)

戦国時代の秋月氏の城は秋月城とも古処山城ともいい、この新秋月城址の背後の山(古処山)に城跡があるらしいのですが今のところ整備されていません。

一通り見回った後に杉の馬場沿いにある「黒門茶屋」で黒門定食(¥1050)を食べて帰途に着きました。
帰りはこれまた高速、通勤割引を利用(¥1000)。熊本に帰り着いたのは18時過ぎくらいでした。
今日はなかなか充実してました。

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