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2008/04/17

阿修羅のごとく

今朝は霧につつまれた熊本盆地。
交通安全のためにライトオンで通勤しました。
自分の車の色が青だから念を入れていますが、できるだけ早め早めのライトオンを心がけたいものです。

さて、今日のニュースで大阪府の府知事が府内の市町村長に財政再建のお願いをしたところ 阪口善雄・吹田市長が「まず府庁内部で阿修羅のごとく血と汗を流したうえでないと、府民に負担をしいることはできない」といったそうです。
まぁ、それはそうでしょうね。
リーダーたるもの下からの信頼がない場合、まず自ら模範を見せないければ人はついてこない、と言うところでしょうか。

さてこの言葉にある「阿修羅」という言葉。
一般的にも良く知られた仏教用語です。
吹田市長の気持ちは「がむしゃらに」「必死に」ということを「阿修羅のごとく」という形容に変えたのでしょう。
他の場面でもそういう風な使われ方をしています。

ですが本来の意味は少し違います。
仏教では心のありようを十種類に分けています。
⑩地獄、⑨餓鬼、⑧畜生、⑦修羅、⑥人、⑤天、④声聞(しょうもん)、③縁覚(えんがく)、②菩薩、①仏
これをまとめて「十界」といいます。
そのうちの修羅(界)を阿修羅、とも言い
簡単に言うと、他人と自身を比較して争う気持ち、嫉妬や慢心に染まった心を表しています。
良い心の世界ではありません。

誰もが持ってしまう心の世界です。
誰もが地獄界や畜生界に堕ちる心を持つ場面があり、誰もが菩薩界や仏界にいたる心を持っている、と言うことでもあります。
心の中のダークな部分として⑩~⑦をひとまとめにすることもあります。
出来る限りそういった部分を広げないように、堕ちていかないようにしていきたいものです。

さて、話は変わりますが今週末、熊本ではイベントがあります。
熊本城内本丸に復元された本丸御殿の一般公開が4月20日から始まります。
なんと一般公開初日のこの日は市内を走る市電が無料。
加えて水道町交差点から郵政公社ビル前までの通りが歩行者天国になるらしいです。
ん~是非行って見たい。
本丸御殿は混むだろうから見学は後日にするとして、付近を歩いて雰囲気だけでも味わってみたいですな。

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