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2008/04/05

ベンちゃんの危機


3月中旬頃、為替の動きが派手でした。
ついに99円/ドルをつけた、とかニュースにありました。円高ドル安、ということです。
最新の為替の情報は右側にあるブログパーツで確認ください。

円が高くなっているわけではなく、ドルが安くなっている、と言うのが正確ですが、そもそも高い安いと言う表現が正確かどうか。
ドルの価値が落ちているのは、単純に需給だと思うのですがサブプライム問題の震源地アメリカで起きている資産価格低下、という現象も一つの要因でしょうねえ。

資金需要はそれなりにある(はず)のでFRBが市場に資金供給を行うのだと思うのですが、何か腑に落ちない感じです。
お金の流れが硬直化している、ということもあるでしょうけど、硬直して溜まっている所はドル安による資産の目減りをなんとも思わないんでしょうか。

そもそもそのお金はどこで溜まっているのか。
アメリカ国内か国外か。国外であればドル安は直接資産減少につながります。
国内であれば資産減少とは直接は関係ないけれど、ドル安の結果輸入品の高騰による物価高騰を招き、結果的にお金そのものの資産価値は下がる、と言うことになります。

強いドル、と言えるような状況ではなくなってきました。
FRBは利下げを検討していますが、為替の動きがさらに進めば物価上昇は明らかで、つまりインフレ懸念が広がります。
利下げや資金供給がインフレを助長している部分もあるわけで、こうなってくると今後簡単に利下げや資金供給は出来なくなります。

景気は思わしくなく、為替水準の変化でインフレ懸念が増大するとなればそれは世に言うスタグフレーションとなります。
ベンちゃんに訪れた最大の危機、と言うべきでしょうか。

この状況の解決を図るためにはどうすればいいんでしょうね。
日本は・・・膨大な外貨準備高を背景に伝家の宝刀「介入」をするかな。
逆プラザ合意、みたいなものが必要かもしれませんね

ところで、ベンちゃんとはルークスカイウォーカーの師匠ではなく、米国FRBの議長のことです。

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