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2007/12/30

田原坂

先週末は3連休であることをすっかり気付いていなくて、月曜日は会社に行こうとしてました。
朝のテレビ見てなかったら確実に一台もないだだぴろい駐車場に呆然と立ち尽くしていたことでしょう(w
あーやばかった。
もてあましてしまった一日を使って田原坂に行ってきました。
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田原坂、というのは明治初期に起こった日本最後の内戦と呼ばれる西南戦争(西南の役)で激戦が行われた場所です。
昔、年末のドラマになったりしてましたね。西郷隆盛がたしか里見浩太郎だったような。。。
。。。週末に戦地巡りしている気がしてきました。袈裟でもまとうかな。

田原坂(たばるざか)は熊本県北部の植木町にあり、家から車で20分くらいです。
熊本市方面から北に向かって細長い台地があり、その台地が終わる付近にその坂があります。
昔、戦国時代の大名加藤清正が肥後に入ったときに北から攻めてくる敵を想定してその台地上に熊本市に向かう道を作ったそうです。

凹道(おうどう)と呼ばれ、襲来する敵を待ち伏せて左右から挟撃できるよう作られています。
田原坂の道もこの凹道になっていて、装備に優れた明治新政府軍を旧時代の劣った装備しかない薩摩軍が撃退した、という話が伝わっています。

西南の役では大勢の人が亡くなられていますが、熊本県下が最も激戦地となりました。
熊本県内での官軍戦死者は全体の70%を占め、なかでも田原坂(吉次峠)の戦いをはじめとする県北では全戦死者の50%が亡くなられているそうです。
田原坂付近では飛び交う鉄砲の玉同士がぶつかるほど激しい銃撃戦もあり、戦後百三十年経た今でも当時の弾丸などがそこかしこで掘り起こされることがあるそうです。
現在の田原坂は整備されて公園になっていますがその一角に戦没慰霊塔があり、西南役全戦死者名簿が出身地別に彫られています。
薩軍の戦死者はほとんどが鹿児島出身者ですが、政府軍の戦死者は北は青森から南は鹿児島まで出身地さまざまです。

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戦のあった2~3月というと冬の終わり、風景は今と同じような感じかもしれません。
天候は春雨前線の停滞があったのでしょうか、悪天候が続いています。
冷たい雨が降っていたのでしょう。この雨が装備の劣る薩軍をよけいに不利にしています。

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この戦の意義など語る必要はないでしょう。
ここで、寒空の下、時代の節目に新しい時代を担うべき多くの有為の若者が死んだ、ただそれだけです。

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