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2007/04/19

決算

会社の決算内容を聞きました。

数字はともかく、問題は中身です。
時流でしょうが、主力製品がメモリーである顧客が投資額が大きいので、われわれで言うところの「買ってくれるお客さん」あるいは「売れるお客さん」になっています。
逆に、主力製品がMPUやDSP、システムLSIである顧客はあまり数が「売れないお客」となっています。
自分が担当している工程はバックエンドで、メモリーには直接絡まないため、売り上げの伸びは小さく肩身が狭いです。
会社のお金のかけ方もそれ相応になるのは当然です(売れる分野、将来的に拡大する確率が高い分野にお金をかける)。

先日も書きましたが新しいOS=Win VistaがハイブリッドHDDなど、記憶装置に一部シリコンメモリーを使ったものをサポートしていて、今後もそういったコンシューマー製品が増えてくると、ますますメモリー需要は高まり更なる設備投資につながるかも、という憶測が生まれてきます。
もちろん、Win Vistaが思ったように世の中に広まれば、ということが前提。
実際は思った程売れていないようです。
決定タイミングの関係上、実際どうなるかよりも、将来そうなるかも、という推測のほうが設備投資のエンジンになります。
今後もメモリー関連の業界は景気の良い話が続くでしょう。しかし思ったように売れるんでしょうかね、メモリ。

そういえば最近、xD陣営だったフジがついにSD対応のカメラを発売してました。
xD陣営のお友達のオリンパスはかたくなにメディアを変えません。
フラッシュメモリの世界は選別の時代で、SDが勝ち残りそうです。

規格の戦いは性能差に注目されることが多いのですがメモリに限れば安くて大量に記録ができて、という要求は巡り巡って自分達が商売している製品の売り上げにも響いてきます。
xDとかメモリスティックとかCF、SDなど、同じものでも規格でいろいろやっている方が自分達は(売っている製品に対して)差別化しやすい。
何故なら、種類は同じメモリーでも規格が異なり、作り方が違えばそれに対応した製品作り、に向かっていけるから。
そしてそれが差別化につながっていくから。

安く、となるともうこれは生産性の戦いになり、いかに安定稼動するかとか大きなWaferの面内をばらつきなく扱えるか、という製造機械の安定性や精密さを問われる領域になります。
もちろん、新しい処理方法を考えたりして生産性を上げることもあります。
そうしていけば差別化につながるでしょうけど、自分がやっている仕事とは直接関係ないなぁ。

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