« ラリー・ジャパン第2レグ | トップページ | ハイテクは苦手(テック) »

2006/09/04

WRC第11戦ラリー・ジャパン第3レグ

今日は北海道十勝地方で行なわれたワールドラリーチャンピオンシップ(WRC)の11戦目、日本ラウンド最終日だった。

現在世界のラリーの舞台でしのぎを削っているチームは、

フランスの自動車メーカー、シトロエン
言わずと知れたアメリカビッグ3の一角、フォード
そして日本の、スバル(富士重工)

以上がマニュファクチャラー1(M1)、という規格(カテゴリー)での参加3チームである。

昨年までは三菱もいたし、プジョー(仏)やシュコダ(チェコ)もあった。
ワークスとしての継続は不可能として三菱が撤退し、プジョーも台所事情で撤退した。
WRCそのものは根強いファンが世界に少なくない。
しかし、その商業的な効果という面から見たときに多額なコストに見合ったパフォーマンスがあるかどうかは疑わしい。
そういう判断で世界の自動車メーカーは昔ほどラリーに興味も関心も薄れている、と言っていい。

レースを続ける為の資金が年々高くなっている、といわれる。
F-1と違って、市販車の開発に直結しやすいラリーカーではあるが、今のWRカー(ワールドラリーカー)の仕様は外見こそ市販車そのままだが、中身は市販車とかけ離れている部分が多い。
そうなってくると自動車メーカーの参加チーム、いわゆるワークスは専用車を開発する為に資金をかける。
その費用対効果から参加継続を断念する、という流れになるのだ。
資金の高額化は個人運営のチーム、いわゆるプライベーターも参加しづらくさせていて、本来敷居が低いはずのラリーの面白さを半減させている、という面も深刻に考えなければならないだろう。
お金があまりかからない、規格のマニュファクチャラー2(M2)では、プジョー(プライベーター)、シュコダも参加している。

車は年々進歩していて、ハイテクの塊になってきている。
自分も含めて、車いじりが好きな人にとって、最近の車は手の届かない目に見えない部分が多くなり、ある意味車全体がブラックボックス化されつつあって寂しい限りである。
人は「快適な車」を得る代わりに、「なんだか分かりづらいものに乗せられている」ようになった。

長いことくどくど書いた。
ラリー・ジャパンの結果について。
スバルはいまいちだった。地元開催だってのにペターは7位だなんて。
クリス君が4位と健闘した。
これまでの走りぶりを見ても彼はソツが無い走りをする。
もうひとつ殻を破れば、素晴らしいラリードライバーになるに違いない。
そしてスバルの車が走りにおいて謙虚さを取り戻せば、過去の栄光を取り戻せると思うのだが。

1位 セバスチャン・ローブ(シトロエン)
2位 マーカス・グロンホルム(フォード)
3位 ミッコ・ヒルボネン(フォード)

ローブとグロンホルムは最後まで接戦で息の抜けない展開が続いたが結局5秒差で‘アイスマン’ローブがポディウムセンター制した。

次戦は今月22日からラリー・キプロス。

|

« ラリー・ジャパン第2レグ | トップページ | ハイテクは苦手(テック) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: WRC第11戦ラリー・ジャパン第3レグ:

« ラリー・ジャパン第2レグ | トップページ | ハイテクは苦手(テック) »