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2006/08/09

2006年6月の機械受注

今日発表された統計指標、6月の「機械受注」は事前予想値が1.4%減、とか0.4%減とか言われていてどちらにしても市場の予想はマイナスだった。
蓋を開けてみたら8.5%増。

1%とか8%とか数字自体は小さいように見えるが、受注全体の数字がかなり大きい(1兆円台)ので、1~2%越えると「大幅な」と言う形容詞が付くほどの数字、と思っていただきたい。

もともと月次の機械受注統計は上下にぶれやすいとは言われているものの、今回は数値ばかりでなく、プラスマイナスの方向性すら市場にとって想定外だった。

発表が毎回場中なので株式市場のかく乱要因になりやすい。今日は前場下げ、後場寄りも先物主導で大きく下げていたところを予想外の統計発表が直撃しビッグポジティブサプライズで株式指標はプラス転換、前日に続き大幅続伸、となった。
Poketさん曰く、「怒涛の上げを見せてもらいました。」である。

060809nikkei225

今週末にオプSQを控え、それに向けた先物の不穏な動きは幅も大きく波乱の週明けだった。
この影響を受け、相場に対する自分の心理も激しく左右されていたが、今回の統計指標は逆に先物師たちの心理を翻弄したのではないだろうか。

機械受注、
先に書いたように単月比較では上下にぶれやすいので、3ヵ月平均の数値も重要である。
ここ1年の動きを見ると、

05年4-6月 0.8%増
05年7-9月 2.1%増
05年10-12月 3.4%増
06年1-3月 0.4%減

06年4-6月はマイナスか良くて若干プラスの水準と予想されていた。

ちなみに単月数値、4月は10.8%増、5月は2.1%増だったので、6月の事前予想は若干のマイナス(前記)、にされていたのだ。
4月の好調すぎた数値が今回の予想を狂わせた、と言えるかもしれない。

今回の結果を受け06年4-6月は8.9%増と、とてつもなく強烈な数値になり、次期(7-9月)見通しが4.9%増と、なかなか良い、というより「とても強い」と言う表現の似合うものになった。
今後日本の株式市場はどういった評価をされるか、注目である。

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