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2006/01/23

荒海誌、週間交易帳より

ライブドア・ショック、と呼ばれる一連の騒動はまだ終わりが見えてこない。

今週、ライブドアに官憲の手が入った。
それを知った東証が上場廃止を示唆。
一部の証券会社が当該銘柄の(信用取引に伴う)担保価値を0%に引き下げた。
追証不安からか株価の下落に拍車がかかり2日間で東証平均は1000円近い下げを見せた。
東証は殺到する売買にシステムが追いつかず、場中売買全面停止、という前代未聞の措置を取った。

「なかなか」な事が起きるものである。
テロ、とか起きたら恐らく市場はパニックを起こすだろう。
なぜか。
人はのどもと過ぎれば熱さを忘れる、ものだからだ。
そして自らに問題があることについては口を閉ざし、酷い場合は目を閉じて直視を避けようとする。
信用売買だけが問題があるとは言わない。
ただ株式相場が金融の世界では大変リスクがあり、その中で信用取引はリスクの大きい手段である、ということだ。
リスクの上にリスクを重ねる行為である。

前にも書いたが
人は何かを犠牲にしなければ(便利な)なにものも手に入れることは出来ない
といわれる。
「犠牲」の範囲は自分で責任のとれる範囲に収めたいものだ

東証がシステム不安から売買全面停止をとったことを、緊急措置、と説明している。
だが、緊急措置が本当に必要なのは市場参加者自身であることを忘れないようにしたい。

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