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2005/05/15

 『リコーの憂鬱』  

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マイPFで最も不良銘柄はリコー。
ここ5年のチャートを見ても株価が非常に低い水準にあることがわかる。
経営状態が悪くなった、製品の売れ行きが非常に悪くなった、といったことがなければここまで下がらないだろう、と思えるくらいである。
確かに前期決算は増収にもかかわらず減益だった。
PER*も14.8倍であり、同業のキャノンが14.4倍である事を思い合わせれば格段に割安というほどでも無いのだろうか。

世界全体的に日本の株価は割安だと思う。
が、しかしその割安なもの(企業)の買い手としては外資頼みであり、その外資に買われないように「ポイズンピル」と称して株の価値をさらに希薄化させているのが企業自身であるならば、日本の株は割安ではあるけれどリスクが大きく魅力がない、という事になり誰も買わなくなるだろう。

持ち合い解消、として銀行などの金融機関が放出した株の受け皿になったのは外資である。
外資に対する異常なほどの感覚(嫌悪感を含む)は日本の閉鎖性を示すものだ。
日本は株価(株の価値、企業の価値、ひいては国の価値)を上げたくない、のかもしれない。
なにせ、出る杭は打たれてもしかたないさ、と嘯くひがみ根性の国民性だから。
(2005年5月15日 週間交易帳より)

(*PER 株価収益率のこと。
その時その時の株価に対し、決算ごとに算出される「発行済み一株当たりの利益」(=EPS)で割ったもの。 株価の割高割安を測る指標のひとつ。)

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